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セックスと愛とフレグランス
第9章 泡姫
「これを口に含んで、ぶくぶくしてから吐き出して」
突然、彼女が計量カップを智広に突き出した。
中には茶色っぽい液体が入っている。
「うがいをするんですか?」智広は計量カップを手に取る。「これってなんです?」
「ただのうがい薬だよ。他店はわからないけど、この手順はこの店の決まりなの。お客さんもコンパニオンもお互い清潔な状態でエッチしようね、っていう意味」
へえ、と素直に感心してしまう。
確かに、いくらお金をもらっているといっても、客の口臭が気になっってしまったらコンパニオンもサービスに集中できないだろう。
最低限のエチケットを守った上で楽しもうということかもしれない。
突然、彼女が計量カップを智広に突き出した。
中には茶色っぽい液体が入っている。
「うがいをするんですか?」智広は計量カップを手に取る。「これってなんです?」
「ただのうがい薬だよ。他店はわからないけど、この手順はこの店の決まりなの。お客さんもコンパニオンもお互い清潔な状態でエッチしようね、っていう意味」
へえ、と素直に感心してしまう。
確かに、いくらお金をもらっているといっても、客の口臭が気になっってしまったらコンパニオンもサービスに集中できないだろう。
最低限のエチケットを守った上で楽しもうということかもしれない。