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セックスと愛とフレグランス
第9章 泡姫
細い路地をしばらく進み、大きめのリュックを背負う彼女に腕を掴まれながら連れていかれたのは、ネオンが光り輝くラブホテル街だった。
数回四辻を曲がると、ラブホテルの玄関であるガラス扉の前に立ち止まる。
振り返った都築愛子は、智広の顔を一瞥するとにこりと笑った。
彼女の肩越しに見える扉はスモークが施されているためホテルの内部をうかがい知ることはできなかった。
自動扉が開くと、目の前には部屋の写真が貼り出された掲示板が現れる。
都築愛子は迷うことなく右端の写真の下部にあるボタンを押した。
数回四辻を曲がると、ラブホテルの玄関であるガラス扉の前に立ち止まる。
振り返った都築愛子は、智広の顔を一瞥するとにこりと笑った。
彼女の肩越しに見える扉はスモークが施されているためホテルの内部をうかがい知ることはできなかった。
自動扉が開くと、目の前には部屋の写真が貼り出された掲示板が現れる。
都築愛子は迷うことなく右端の写真の下部にあるボタンを押した。