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セックスと愛とフレグランス
第9章 泡姫
結局智広は、最後まで達することはできなかった。
それはそうだ。
手足を拘束され数時間にも及ぶ痛みに耐えていたのだから。
ただ都築愛子は、それなりに満足していたようで、激痛に顔を歪める智広に快感を覚え、勝手に何度も果てていた。
その証拠に、「また会ってくれる?」と再会を要求してきたのだ。
彼女の誘いに智広は「機会があれば」と濁したのだが、二度とその誘いには乗らなかった。
その日から数日間、腕や太ももの痣が視界に入ったり、乳首に痛みを感じる度に都築愛子からいたぶられた記憶が脳裏を過るのだ。
都築愛子と関係を持った智広は、もう女はもうこりごりだ、と女性を遠ざけた。
それはそうだ。
手足を拘束され数時間にも及ぶ痛みに耐えていたのだから。
ただ都築愛子は、それなりに満足していたようで、激痛に顔を歪める智広に快感を覚え、勝手に何度も果てていた。
その証拠に、「また会ってくれる?」と再会を要求してきたのだ。
彼女の誘いに智広は「機会があれば」と濁したのだが、二度とその誘いには乗らなかった。
その日から数日間、腕や太ももの痣が視界に入ったり、乳首に痛みを感じる度に都築愛子からいたぶられた記憶が脳裏を過るのだ。
都築愛子と関係を持った智広は、もう女はもうこりごりだ、と女性を遠ざけた。