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セックスと愛とフレグランス
第10章 フレグランス
部屋の中心で室内を眺める愛先輩の背中を見つめていると、アンティークチェストに置かれた白い小箱が視界に入った。

春休みにフランスで購入した高級フレグランス「シャネル・レ・ゼクスクルジフ」である。

愛先輩を見ると、彼女はまだ香水の存在に気づいていないようだった。

慌ててチェストの前へ移動し小箱の前に立ちはだかる。

愛先輩がシャネル好きと知り、いつかプレゼントしたいと思い購入したものだが、本人に渡そうなんてこれっぽっちも考えたことはなかった。

愛先輩は自分の彼女ではないし、ましてや兄の彼女なのだ。

プレゼントを渡したなんて兄に知れたらただでは済まされない。

「どうしての? そんなに慌てて」
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