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セックスと愛とフレグランス
第10章 フレグランス
生唾を飲み込みながら愛先輩の動向を視線で追った。
窓際に置かれたベッドに近づいた愛先輩はくるりと振り返るとベッドの端に腰を下ろした。
太ももとベッドに間に両掌を入れ上目遣いで室内を覗いている。
彼女は一体何を考えているのだろうか。
いや、それよりも何が目的で智広の部屋を訪れたのだろうか。
いくら考えても智広の頭の中には適当な答えが浮かばなかった。
「ねえ、智広くん。そんなところに立ってないでこっちにきて」愛先輩はベッド上をぽんっと叩いた。
「えっ? 愛先輩の隣に座るんですか?」目を丸くしながら訊くと、愛先輩は「あたしの隣に座るのが嫌なの?」と悪戯っぽく微笑んだ。
窓際に置かれたベッドに近づいた愛先輩はくるりと振り返るとベッドの端に腰を下ろした。
太ももとベッドに間に両掌を入れ上目遣いで室内を覗いている。
彼女は一体何を考えているのだろうか。
いや、それよりも何が目的で智広の部屋を訪れたのだろうか。
いくら考えても智広の頭の中には適当な答えが浮かばなかった。
「ねえ、智広くん。そんなところに立ってないでこっちにきて」愛先輩はベッド上をぽんっと叩いた。
「えっ? 愛先輩の隣に座るんですか?」目を丸くしながら訊くと、愛先輩は「あたしの隣に座るのが嫌なの?」と悪戯っぽく微笑んだ。