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セックスと愛とフレグランス
第10章 フレグランス
その瞬間、足下に置かれていた小箱が「ことっ」という微かな音を立てながら倒れた。
愛先輩は足下のことには気にも留めずにじわじわと智広の身体に密着しようとしている。
数分後、智広はベッドの端に追い詰められた。
行き場を失くしたためベッド上に倒れ込む。愛用の枕がちょうど智広に後頭部の下にあった。
愛先輩を見上げた形になると、彼女はゆっくりと智広の顔を覗き込む。
そして智広の頬に掌をそっと当てた。胸元から覗くブラジャーの肩紐が彼女が持つ清純のイメージを払拭する。
自分の額から嫌な汗が伝っていった。
彼女の顔との距離はわずか三十センチ。
愛先輩は足下のことには気にも留めずにじわじわと智広の身体に密着しようとしている。
数分後、智広はベッドの端に追い詰められた。
行き場を失くしたためベッド上に倒れ込む。愛用の枕がちょうど智広に後頭部の下にあった。
愛先輩を見上げた形になると、彼女はゆっくりと智広の顔を覗き込む。
そして智広の頬に掌をそっと当てた。胸元から覗くブラジャーの肩紐が彼女が持つ清純のイメージを払拭する。
自分の額から嫌な汗が伝っていった。
彼女の顔との距離はわずか三十センチ。