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セックスと愛とフレグランス
第10章 フレグランス
愛先輩はそういい残すと、そそくさと智広の部屋を後にした。
あまりにも急な出来事で呆気にとられていた智広の脳裏には、いきり立った性器を楽しそうに弄ぶ愛先輩の表情だけが残像のようにこびりついて離れなかった。
さっきまでこの部屋で繰り広げられていたことは一体何だったのだろうか――。
いくら考えても答えが出せそうになかった。
あれほどまでに、積極的に智広の肉体を欲っしていた愛先輩は、香水を見た途端、我に返ったように呆然と佇んだ。
愛先輩が出ていった部屋の扉を見つめながら、智広はいつまでも彼女のことを思い巡らせていた。
あまりにも急な出来事で呆気にとられていた智広の脳裏には、いきり立った性器を楽しそうに弄ぶ愛先輩の表情だけが残像のようにこびりついて離れなかった。
さっきまでこの部屋で繰り広げられていたことは一体何だったのだろうか――。
いくら考えても答えが出せそうになかった。
あれほどまでに、積極的に智広の肉体を欲っしていた愛先輩は、香水を見た途端、我に返ったように呆然と佇んだ。
愛先輩が出ていった部屋の扉を見つめながら、智広はいつまでも彼女のことを思い巡らせていた。