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セックスと愛とフレグランス
第11章 嫉妬
愛先輩がそこで口籠ったので、「兄貴の方から愛先輩に近づいてきたんですね」と智広が合いの手を入れる。
智広の股間で語る愛先輩を眺めると不思議な気分に陥った。
「そうなの……。最初はびっくりした。ある意味、学校のアイドルみたいな男の子から告白されたんだからね。もちろん戸惑いはあったけど、まあいいかな、なんて軽い気持ちで付き合い始めたの。最初の頃は楽しかったよ。あたしの作ったソバを喜んで食べてくれたし、一緒にいるだけで毎日が楽しくて天にも昇る感覚だった。でも、その嬉しさはあっという間に消えて次第に嫉妬っていう感情に変わっていった。どうしてこの兄弟は恵まれているんだろう。どうしてあたしは不幸なんだろうって」
智広の股間で語る愛先輩を眺めると不思議な気分に陥った。
「そうなの……。最初はびっくりした。ある意味、学校のアイドルみたいな男の子から告白されたんだからね。もちろん戸惑いはあったけど、まあいいかな、なんて軽い気持ちで付き合い始めたの。最初の頃は楽しかったよ。あたしの作ったソバを喜んで食べてくれたし、一緒にいるだけで毎日が楽しくて天にも昇る感覚だった。でも、その嬉しさはあっという間に消えて次第に嫉妬っていう感情に変わっていった。どうしてこの兄弟は恵まれているんだろう。どうしてあたしは不幸なんだろうって」