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セイドレイ【完結】
第25章 暗転

『次は~〇〇~。〇〇に停車します~』

次の停車駅を知らせるアナウンスと同時に、慎二が一瞬、ブルッと身震いをさせた。
その直後、亜美の膣内に生温かい感触が広がっていく──。


(私…電車の中で…こんな大勢の人の前で…中出しされてる──)


間もなく駅に停車する。
慎二はこのままでは間に合わないと思ったのか、まだ脈打つ肉棒を素早く引き抜いた。
普段より浅いところへ出された慎二のザーメンが、ボタボタと2、3滴、電車の床に垂れ落ちる。

駅に停車しドアが開くと、2人は車内からホームに押し出された。

「──ふぅ…。俺らもこの駅で下りるから。行くよ」


改札を出ると、そこは見知らぬ土地が広がっていた。
駅前の景色は閑散としていて、人も少ない。

一体どこへ連れて行かれるのだろう──亜美は徐々に不安を覚えていた。
しばらく行けばなにか店があるのかとも思ったが、一向にそんな気配はない。
それどころか、慎二はますます人けのない閑静な住宅街へと足を踏み入れていくのである。

「──さーて、ちょっとこのへんで…グフフッ!」

裏路地に入ると、慎二は歩みを止め、肩に掛けていたバッグからなにかを取り出した。
辺りは暗く、亜美はそれがなんなのかを確認できない。

すると、慎二が亜美の背後に回り込んだ瞬間──亜美の視界は真っ暗になった。

「──えっ…?ご、ご主人様…これは…?」

「ん~?目隠しだよぉ?め・か・く・し!」

慎二は、亜美に目隠しのマスクをしたのだ。

「どっ、どうして…?目隠しなんて…」

「サプライズってやつ~?…なーんてね。実はさぁ、今日は俺の "信者" に亜美を会わせたいと思ってるんだけどぉ」

信者?会わせる?
この男は一体、なにを言っているのだろう──亜美は動揺を隠せない。

「──さすがに、いきなり亜美の顔がバレちゃうのはマズイかなぁと思ったし、初対面だと亜美が緊張しちゃうだろ?だから目隠しようと思ってさ。やっぱ俺って優しいご主人様だろ~?」

「ちょ、ちょっと待ってくださいっ…!これから誰かに会うってことですかっ…?」

「そうだけど…なんか文句あんの?お前は俺の奴隷なんだから、どう使おうがご主人様の勝手だろ!?…あ、ちなみに2人来ることになってるから。1人は遅れるみたいだけど…。奴隷として、俺に恥をかかさないようにね?ギュフフッ──」




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