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美津奈の空
第4章 尻フェチの客
「じゃあ僕の顔の上に乗って」
お客さんはそう言って、仰向けに寝転んだ。

あたしはお客さんの顔の側にお尻を向けてまたがり、そのまま腰を落としていく。
黒縁メガネが壊れないかちょっと気にしながらもお尻をお客さんの顔にギュッと押し付けてしゃがむ。

「ああいいよ…。美津奈ちゃんの体重がしっかり伝わってくる。柔らかくてもっちりしていてほんとにいいお尻だ…」
「大丈夫?重くないですか」
「うん大丈夫。女の子の体重を感じられるのは嬉しいし、なんだかホッとするんだ」

お客さんはしばらくそのままあたしのお尻の重さを顔いっぱいに受けとめていた。
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