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第7章 夜を終わらせるために

シャツを脱ぎ、ズボンを降ろし、ようやくここで格も、みなみ同様に全裸となる。

「入れる」とも「入れていい？」なんて聞かれないし、みなみも「入れて」「ほしい」といったおねだりはしない。
今、裁量を持っているのは、格だから。

スキンをかぶせ、すでに十分に濡れきったそこに、無言で押しこんでいく。

挿入に喜びは感じないみなみだが、奥まで入り切ったことはわかる。
何よりも、彼のそれは人一倍大きい。

押しこんで、引いて、と繰り返されるピストン運動に、膣内が痛みを感じる。