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舞い降りた天使
第15章 真実

side 真穂


うん
何も起きないって
思いたい

それに
何かが起きることを恐れて
我慢していた半年間
私も桜も
いいことなんて一つも無かった

もう…許して

私が目を閉じると
巧くんはゆっくりと私の中に入り
そして私を抱きしめると
いつの間にか流れていた
私の頰の涙をぬぐった

「痛い?」

「ううん…気持ちいい…
うまく言えないけど
嬉しくて…」

この数時間でも
巧くんに愛されてることが
嬉しくてたまらない
あの日から
ずっとこうなりたいと思ってたの

「…俺も」

それから巧くんは私に優しいキスをして
ゆっくりと動き始めた

「ぁ…っん…」

巧くんが動くと同時に
私に忘れかけていた感覚が蘇る

そう
愛してる人が
これ以上ないほど近くにいる幸せ
自分では得られない快感
時折聞こえる
巧くんの漏らす吐息と水音

こんなに濡れたまま
セックスをしたのはいつ以来だろう…
シーツを濡らすほど
私、濡れてる

セックスって
こんなに気持ちいいものだったんだ…

「あっ、んっ」

巧くんが
私の腰を軽く浮かせ
少しずつ動きを早めると
私の絶頂感が一気に上がった

でも
抵抗なんてしない

私は巧くんに
されるがまま
巧くんの好きなように
されたいの

ぁぁ…このまま
登りつめたい

「…真穂…気持ちい…」

本当に気持ち良さそうな
巧くんの声

その声に誘われるように
私も巧くんの動きに腰を合わせると
巧くんは
私のクリトリスを指で刺激しながら
更に動きを早めた

「…ぁ、だめ」

中からも外からも
弱いところを刺激され
どこがどう感じてるのか
わからない

「はぁ…あ……っ…ぁぁっ」

もう、だめ
いっちゃう

突き上げるような巧くんの動きに脳が痺れはじめると
私は一気に絶頂へと登りつめた

「ぁ、いくっ…いっちゃう
あ、あ、ぁぁ……っんんっ」
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