この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
舞い降りた天使
第23章 プレゼント

「それから
余計なお世話かもしれないんだけど
まだ真穂仕事決まってないだろ?」

「…うん」

「真穂が良ければなんだけど
俺、真穂が仕事復帰できるように
上司の笹本さんに相談してみたんだ。
そしたら
真穂さえ良ければ戻って欲しいって」

「えっ…」

「ごめん
相談もしないで勝手に」

「ううん、
すごく…嬉しい
さっちゃん学校に行ってないから
仕事探すこともできなくて困ってたから…
あ、でも
私のことを巧くんが笹本さんに話すなんて
おかしいと思われなかった?
大丈夫?
ごめんね、巧くんに迷惑」

「真穂」

また俺に謝る真穂を
俺はぎゅっと抱きしめた

「迷惑なんて一つもない。
真穂と付き合ってるって
今すぐみんなに言いたいくらいだ」

「……」

「真穂が困ってたら
俺は助けたいんだ。
頼られるの嫌いじゃない。
年上の真穂に頼られたら
むしろ幸せ」

「巧くん…」

「何度も言うけど
真穂のこともさっちゃんのことも
俺、大好きで
将来のこと真剣に考えてる。
それに
姉ちゃんも駿太も
真穂とのことを応援してくれてるんだ。
だから
真穂は何も気にせずに
ただ…」


俺は真穂に
優しく唇を重ねた


「ただ
普通に恋愛して欲しい。

俺を好きでいてくれるなら」


好きなのかどうか

その返事の代わりに
天使は俺に
優しいキスをくれた

そして俺は
また天使をしっかりと抱きしめながら思ったんだ
どうか
愛する天使が
この先
もっともっと俺に甘えてくれますように…と
/337ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ