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やさしく触れないで (旧タイトル 甘味のベッド)
第2章 最悪な客

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17時。待ち合わせ場所である駅の北の喫茶店に着いた頃、
あいは、ピンク色の淡いコートに身を包み店の前に立っていた。
歩いてくるワタシを見つけると、すぐに、大きく手を振ってきた。また屈託のない笑顔で。
「のまれさーん!こっちこっちぃ!」
時間はまだ17時。人通りも多いため、周りの人がワタシをみてきた。
「おまたせ。中、入る?」
「はい、あっのまれさん、それって有名ブランドの新作のコートですよね!」
あいに指摘され、自分のコートをみた。茶色の毛皮コート。
店員に勧められるがまま買ったコート。
「まあ…そうだけど。」
「さっすがのまれさん!服のセンスもいい!似合うっ」
お客の接客でおだてるのが身に染み付いてるんだろうか。
そのまま店内へと入っていった。
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17時。待ち合わせ場所である駅の北の喫茶店に着いた頃、
あいは、ピンク色の淡いコートに身を包み店の前に立っていた。
歩いてくるワタシを見つけると、すぐに、大きく手を振ってきた。また屈託のない笑顔で。
「のまれさーん!こっちこっちぃ!」
時間はまだ17時。人通りも多いため、周りの人がワタシをみてきた。
「おまたせ。中、入る?」
「はい、あっのまれさん、それって有名ブランドの新作のコートですよね!」
あいに指摘され、自分のコートをみた。茶色の毛皮コート。
店員に勧められるがまま買ったコート。
「まあ…そうだけど。」
「さっすがのまれさん!服のセンスもいい!似合うっ」
お客の接客でおだてるのが身に染み付いてるんだろうか。
そのまま店内へと入っていった。

