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エメラルドの鎮魂歌
第3章 禁断の愛の果実
縺れ合うようにベッドに引き摺り込まれ、夜着を脱がされた。
荒々しい口づけを繰り返しながら、荒くれ者に剥がされるように全裸にされる。
乱暴な動きに、夜着の釦が弾け飛んだ。
こんなことをする八雲を初めて見た…。
余りに性急な八雲の行為に、瑞葉の心臓はどくどくと音を立てる。
…けれど、止めたくはない。
瑞葉を求める男の欲望の強さを肌で感じ、自分の欲情に火を点けられる。

八雲は瑞葉を寝台に貼り付けたまま、素早く衣服を脱ぎ捨てた。
「…ああ…」

八雲の素肌が、瑞葉の目前に晒される。
…美麗な彫像に血を通わせたような身体であった。
象牙色のなめらかな素肌…引き締まった美しい筋肉が乗った体躯…そして…。
…まるで神々しい劔のような聳え勃つ牡…。

瑞葉は息を呑んだ。
…自分の未熟なそれとは、比べ物にならないくらいに長大な雄々しい牡は硬くそそり勃ち…その鋒の先端からはあまつさえ、透明な牡液が滴り落ちていたのだ。

身体を硬く硬ばらせる瑞葉に八雲は表情を緩め、ゆっくりと体重を掛けないようにのしかかっていった。
「…私が怖いですか…?」
瑞葉は無言で首を振る。
「…では、これは…?」
八雲の手が瑞葉のほっそりとした白い手を掴み、己れの牡に触れさせた。
「…あっ…!」

…着衣越しに触れたことはあったが、生身の牡を触れたのは初めてであった。

「…熱…い…」
ため息のような声が漏れた。
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