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第3章 転

まだ数回しか往復していなかったものの、ユキはすでに腰くだけの状態になっており、上半身をくねらせてしまっていた。

胸を腕で隠していたが、それは、かろうじて乳頭だけで、乳房はその肉をはみ出させている。

しかも、自分の腕に、尖りきった乳頭の感触が伝わる。

あぁ、もう、なんでなの？
身体が言うことを聞かないじゃない。

「すごいよ。乳がはみ出ていて・・もう隠せないんだね。柔らかそう」

言われると同時に、右の乳房を信司に揉まれたかと思うと、親指で乳頭をくにゅっと倒された。

弾力があり、倒されても、またピンと立ち上がってくる。

それを何度も何度も、繰り返されるものだから、声を我慢できなくなり、ユキは唇に自分の手を当てた。

それでも喉奥から込み上げる声を抑えられない。

止めるのに、人差し指を噛まないといけなかった。

秘裂を固いモノで、散々こすられ、乳頭をひんぱんに倒され、身体に力が入らない。

力が入ると言えば、下腹を滑るカリ首が、ユキの敏感な突起に、時折引っかかって、ビクビクと筋肉だか神経だかが、勝手に反応するときだけだ。

「あぁ、ユキの身体、敏感なんだね。ビクビクって、時々なる。あと、頭をオレに預けちゃってるけど、荒い息が胸にかかって、くすぐったいから。ちょっと頭を離そうか？」

信司はユキの上半身を自分から離して、彼女の右腿に素早く手をかけ、逆手を腿裏に差し込み、グイッと腰を前に進めた。

「あぁ、待って。ちょっと、待って」

一度目は、固いコルク棒の先端が、ユキのお臍辺りまで滑っていった。

信司は、やや腰を落として、振り子の要領で後方まで腰を引き、弾みをつけて、口を開いた花壺向けて、一直線に走らせてゆく。

待って！入っちゃう

ミキが抱えられた腿ごと、自分のお尻を微妙に引き上げると、コルク棒は花芯を避けて、お尻の裂け目を滑っていった。

「くっ！」

苦虫を噛んだような表情の信司の口から、思わず漏れる。

信司は、改めて、彼女の右腿下に差し入れた腕に力をこめ、左のお尻の裏に手を回して、3度目を確実にしようと試みる。

「あぁ、ダメ。イヤっ」