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scramble
第10章 檀
君かね。家庭教師は?
はい。お世話になります。得意教科は体育なんですけどね?笑笑
〝あっちの体育だけど‘’
息子は檀に軽く耳打ちし苦笑。
〝バカッ、やめて‘’と檀は息子に肘打ちし、クスクスと笑うと旦那が。。。
おまえら仲が良いな?
何だ知り合いか?
そんなわけない、でしょう。。
焦った私は少し取り乱した。 
仕事場の人に紹介してもらって、学費を稼ぎたいから家庭教師のバイトをやらせてくれと。
そうか。大学生か?
いえ、高校3年です。推薦で大学は日体大に決まっております。
そうか。成人なら軽く酒を交わしたんだかな。
まあ頑張りたまえ。家庭教師頼んだよ。
先に休むから、後のことはよろしくな。
はい!がんばります!
〝旦那は一度寝ると朝まで起きないの‘’
今日は酒の量を増やしといたから尚更。
お子さんは?
あ、今日はいないわ。うちの母の家に行かせた。
語らいながら、檀は既に下半身から竿を取り出してしゃぶりを始めている。
おいおい。大丈夫か?風呂入ってるみたいだぜ?
辞めとく?フェラチオ。
どうせ、私なんかおちんちん臭い女ですよ。
周りのことも忘れてフェラチオに没頭していると風呂場から声がする。
おーい、バスタオルと着替えは?
今、フェラチオで忙しいのに。もう。
着替えを持って行きながら、
『彼が帰るからそこまで送ってきますから先に休んでいてください』

どお?うちの主人。腑抜けで使い物にならない粗チンよ。
車を少し走らせると自宅から100メートルくらい行ったところで脇道に逸れて、道なき道へ出るとブレーキ。
この辺?
檀はそこいらの木に手を添えるとスカートをまくり尻を差し出す。
試すんでしょう?お○んこでしょう?
どうせ私は使い捨てのお○んこだから。
そこいらの道端でじゅうぶんでしょう。
2人は暗闇でひたすら肉弾を浴びせる。
バチッ!バチッ!バチッ!
本当は私の方が若い身体にのめり込んでいるのかもしれない。
彼ではない。私だ。
自らを追い込み、自らの言葉で自分自身を責める。
自分を卑下することで快感を得る私はM女だと最近気づき始めついたが、自分自身ではそれを認めたくなかった。
私は金や財産を手に入れると同時に大切な何かを失った気がした。
それは人間としての尊厳、純真さだと思う。
それを身近な人に言われたからである。
この先果たして昔の自分に少しでも近づけたらと思う。
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