この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
永遠の愛を奪って
第2章 処女卒業前の夜



シワや汚れが一切ついていない黒いスーツが濡れてビールの泡がついている。


和んでいた空気を一瞬で凍らせてしまって周囲が静かになり、しゅわしゅわとビールの泡が消えていく音が皮肉にも耳に入ってきた。



「まぁまぁ。オレは大丈夫なんで」


「青木くん、ごめんなさい!クリーニング代は私が出すから」


「ありがとう。部屋が狭いから転ぶのも仕方ないし、落ち込むなよ」


「うん……」


落ち込むなと青木くんに言われても、穂並さんに慰められても、他人の服を濡らしてしまった罪悪感を感じて楽しくお酒を飲むことはできなかった。


これでは二次会に行ける雰囲気でもない。


/788ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ