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永遠の愛を奪って
第10章 深まる愛と過去



「びっくりさせてちゃってごめんな。小春は何も気にしなくていいから」


「うん……。大丈夫」


安心させるように笑ってくれているけど先程見せていた微笑みには程遠い。


土嶋さんとのことで悩んでいる祐を見ていられなくなって私はそっと近づいて抱きしめた。


どうすることもできなくて頼りないけれど、両手で抱きしめてあげることはできる。

少しでもいいから彼女として祐の力になりたかった。



「小春は優しいな……。そういうところ好きだ」


「私も祐のことが好きだよ」



「ありがとう。小春と付き合って本当よかったな……」


疲れ切ったようにそう言った後、私のぬくもりに浸るように祐も抱きしめてきてくれた。


きっとからかってくる先輩がこの場にいたら、さっきの祐と土嶋さんのやり取りを夫婦喧嘩とまた言っていただろう。


でもお互いに親しいからこそあそこまで言えるんだと思う。


早く私も祐とそこまで仲良くなれたらいいのにな……。


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