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永遠の愛を奪って
第19章 溺愛とさよならの決心



時計を見てみるとまだお昼。

帰ってくる晩御飯まで六時間以上あるからラブホテルに行く時間は十分にある。


ダメだ……。疑うようなことを考えてしまう自分が顔を出している……。


せめてどんな友達と会うのか話を聞いておけばよかった。


これ以上変なことを思い浮かべてしまわないように忙しくして気を紛らわそう……。



それからお婆ちゃんとたくさん話し、買い出しに行き、手の込んだ料理を作った。


料理は今日も教えてもらったからばっちりだ。二人で味見をしたから自信もある。



充実した時を過ごしているうちに祐が帰ってきて晩御飯になり、私が作った料理を喜んで口へと運んでくれる。


「肉じゃがの味付け丁度いいな。こういうの好き。やっぱり小春と食う飯は美味いなー」


「友達とは美味しくなかったの?」



「えっ!?……そりゃあ、えーっと……、彼女と食べた方が美味しいに決まってるだろ。なっ、なぁ、ばーちゃん!」


「ふふふ、そうねぇ~。ばあちゃんもじいちゃんと食べてた時はご飯が美味しく感じていたねぇ。
でも小春とたっくんと食べている今も美味しいけど」


「二人してなに?私に隠し事をしていたりする?」


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