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女子大生 ますみ 悦びのモニター
第4章 モニター 2人目 サド 女スパイ
そこはまるで監禁用の地下室のようだった・・
古びてひび割れた剥き出しのコンクリートの壁、鉄製のベッドにパイプ椅子が数脚。

「さぁ、ますみっ、モニターの始まりだっ・・雇い主は絶対だからなっ・・但し今回の相手はご老体だから、特別に翼に手助けをお願いしたからなっ」
指向性マイクの崇の声と共に、長い紐を持った翼が現れた。
「ますみっ、手、出して・・」
「な、何をっ? 想像の世界じゃ無いのっ?」
「うふっ、でも、リアルな態勢の方が、効果があるのよっ・・雇い主様、貴女の太腿に、幾ら払ったと思ってるの?」

おずおずと差し出した、ますみの両手首を素早く縛る翼。
壁のスイッチを操作する、天井からフックが降りて来た。
「えっ、翼っ? 嫌よっ、そんなの・・」
強引に手首の紐をフックに掛け、スイッチを再び押す。

徐々に持ち上げられるますみの両腕・・
ギリギリ爪先が床に届く位置で、漸くフックが停止する。
伸び切った態勢に、殆ど身動きが取れないますみ・・
「翼ぁ、お願いっ、降ろしてぇ・・こんな格好、苦しいよぉ、恥ずかしいしっ・・」
「ふっ、貴女、これから、雇い主様に拷問されるのよっ、何を甘えてるのかしら? 貴女は、スパイがバレて捕まったのよっ。仲間の名前を吐かない限り、終わらないからねっ・・」

媚薬と催眠レクチャーで、先程の女優と立場が被るますみの脳。

目の前の幕が上がった・・
立体CGとは思えないリアル感で、パイプ椅子に縛られた3人の若い男達が出現した・・

「あっ、嘘っ、な、何で彼が、ここにっ・・?」
2年間前に別れた、ますみの元彼が哀しげに見つめていた。




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