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第6章 現実 ますみと翼

両膝を立てて、所謂M字開脚のますみ。
豊かな太腿を両手で押さえた翼が、秘所に顔を埋めた。

今まで何人も観て嬲ってきた同性の性器・・
そんな翼にとっても、ますみの性器は格別だった・・
一言で言って、綺麗な性器だった。
何よりも、左右が均等で形が美しかった・・
どんな娘の性器も、何処かが歪んでいるものだっ・・
だが、ますみの性器は、大陰唇、小陰唇共に肉薄で揃っていた。
勿論、女性器である以上、卑猥で生々しいのは当たり前だ。
ただ、ますみの場合は、その余りの清楚な外見から、淫らで醜い性器とのギャップが返って、愛らしさを生んでいた・・

翼が性器に鼻を寄せた・・
(うっ、ううぅぅ・・くっ・・)
女同士の体臭フェチの翼にとっても驚愕の匂いだった・・
ましてそれが、愛くるしいますみの体臭だとしたら・・

若い娘の淫蜜だから当然だが、何しろ酸っぱかった。
南国の果実の汁を煮詰めたかの様な、濃厚な酸っぱ臭さ。
それが性的に未熟な為、手入れが粗末な性器自体の、生臭い匂いと合わさり、更に、革製の短パンの中で、長時間蒸らされた為に、形容し難い性臭に変化して、翼の鼻腔に襲い掛かった・・

ただ救いだったのが、汗塗れの太腿の肉から漂う、ますみ独特の甘ったるい匂いだった・・
不思議な事に、性器と愛液が放つ臭いと、肌と肉の匂いが融合すると、堪らない性的媚臭となり陶然とさせられるのだった。