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光を求めて
第5章 初恋
「ヤッ……雅也っ……さんっ」
「雅也って呼んで」
「……雅也?」
「そう、エッチな事してる時は呼び捨てにして」
雅也の言葉を聞きながら身体は疼いてくる。
もっと触って欲しくて、もっと強い刺激がほしくて、このウズウズをどうにかしてほしくて雅也の髪の毛に手を伸ばした。
「雅也っ、もっと……ウズウズ、止めてッ」
雅也だったらどうにかしてくれると思い、ずっと感じていた身体の変化を口にする。
「ずっとウズウズしてたの?」
乳首から唇を離し、指で弄びながら口にする。
それに頷くと、満足そうに笑ったように見えた。
「そっか、僕に感じてくれて嬉しいよ。最後まではできないけど……そうだね。触るぐらいはいいかな?」
これ以上どこを触るのかと思っていると、雅也の手がスカートを手繰り寄せパンツの中に手が滑り込んでくる。
「えっ??」
驚きで声をあげると、雅也は嬉しそうに大丈夫だという。
これが私の知らない先の世界なのかと不安になりながら、知らない世界を知りたいと思う。
友達より先の世界。
愛し合っているからこそ見られる世界。
「……雅也」
「うん、大丈夫だよ。最後まではしないから。けど、ウズウズは止まるよ」
優しく言われると逆らえなくなる。
逆らえないというか、逆らいたくない。