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光を求めて
第7章 忌まわしい過去
キングサイズのベッドに私を押し倒して、男は服を脱ぎ捨てた。
中央に立ち上がるモノはお世辞にも大きいとは言えない。
イクこともできなければ感じることもないのだと、演技をすることが決まった。
このまま舌と手で愛撫されるのかと思っていると、男は私の両足を割り開いてきた。

「えっ??」

驚いてる私に、男は覆いかぶさりキスをする。

「大丈夫、痛いのは初めだけだから我慢して」

初めての事に驚いていると思っている男。
ただ私はいきなり入れようとする男に驚いているだけだった。
それに、この男は避妊をしようとしない。
普通の生活をするようになってピルを飲んでいないから、前みたいに生でするわけにはいかなかった。

「あのっ……ゴムを……」

「ゴムなんて結婚するからいらないよ。子供ができたら結婚を早めればいい話だから」

驚いている私を見ながら、男のモノが入ってくる。
違和感なく入ってくるモノに演技すらする暇がなく、痛みを感じない私を見て男が怪訝な顔をする。

「もしかして……初めてじゃない?」

顔を引きつらせながら言葉にする男を見下しながら、しおらしく顔を横に振る。

「怒らないから正直に言って?以前に誰かとした?」

顔を両手で支えられ真っ直ぐに見つめてくる目を見て、処女じゃないと分かったら何をされるか分からないと直感で感じた。


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