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光を求めて
第12章 甘い言葉

「本当に帰りたくないな……このまま朝まで一緒にいたいよ」

その言葉に時計を見ると終電間近だった。
どんなに愛しあってもシンデレラのように魔法は解けてしまう。

「ごめんな……もう少し待ってて。離婚も最終段階に入ってるから。あと少しで自由になれる。自由になったら何がしたい?」

田所さんが未来の話をする。
それは初めての事で心がウキウキした。
田所さんが自由になったら……

「一緒に朝までいたいです。起きたら横に田所さんがいるんです」

「そんな事でいいのか?」

「はい。金曜日の夜一緒にご飯食べて一緒に寝て、朝起きたら隣に田所さんがいて、一緒に朝ごはん食べるんです」

些細な夢かもしれないけど、今はできない事を口にする。

「そんなことでよければお安い御用だよ。離婚が成立したらずっと一緒にいような」

その言葉で離婚までの時期を頑張れる――


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