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光を求めて
第12章 甘い言葉

「田所さんっ」

「仕事が終わるまでこのままだよ。他に触って欲しかったら仕事終わらせて。朝一で必要な書類だから中途半端は許さないよ」

「きゃっっ!」

乳首を力強くつままれて声をあげた。
田所さんは楽しそうに笑い、隣の椅子を引き寄せて後ろに座った。
そして、ボタンを外しながら首筋に舌を這わせてチューッと音を立てて吸っては舌を這わせるを繰り返す。
益々欲しくなる快楽に必死にキーボードを打ち続ける。
間違わないようにするのも一苦労で、時々間違えを指摘された。
それから30分程、乳首ばかり責められながら資料を完成させることができた。

「やればできるじゃん。とりあえず間違いはないから20部ずつ印刷して」

言われた通り印刷を開始すると、私の椅子をクルリと回転さ対面する。
手を引かれて腰を浮かすと、そのまま田所さんの膝の上に座り、言葉もなく唇を押し付けられた。
最初から舌が差し込み激しく求められ、快楽が欲しい私は会社だということも忘れて応じ、口の端から流れる唾液など気にもせずに舌を絡ませた。

「彩羽……激しい」

「だって田所さん」

甘えるように目で訴えかける。

「そんな目をしてもダメだよ。欲しいなら何が欲しいか言わないと。言わないと何もしないよ」

そんな事言われたらほしいものは一つしかない。


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