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光を求めて
第14章 制裁
田所さんとは距離を置き、仕事以外では関わらないようにした。
だけど、残業で遅くまで残っていると近づいてきては私の身体をベタベタと触り、私と関係を持ちたがっているのが嫌でも分かった。
奥さんがいる人と関係を続けるつもりはないし、遊びだと言われてつきあうほど私も馬鹿ではない。
だから上手く交わしながら仕事を続けていた。
今日はいつもより早く仕事が終わりエントランスを抜けようとすると、外から帰ってきた田所さんと鉢合わせした。
「お疲れ様です」
「何?もう終わった?」
「はい。全て終わらせて机の上に置いてありますから確認しておいてください」
必要な言葉だけ伝え頭を下げて帰ろうとすると、帰って来たばかりの田所さんは一緒に帰ろうと私の横に並んで一緒に歩き出した。
「やっぱり彩羽に頼むとスムーズに仕事が進んで助かる。久しぶりに飲みにでも行こうか?」
返事をしていないのに腰に手を回し駅とは逆の方に私を連れていこうとする。
誰にもばれないように会社近くではベタベタしなかったのに、今日は平気で私の身体を触ってくる。
驚いて断るタイミングを失っていると、それが田所さんに勘違いさせたようだった。
だけど、残業で遅くまで残っていると近づいてきては私の身体をベタベタと触り、私と関係を持ちたがっているのが嫌でも分かった。
奥さんがいる人と関係を続けるつもりはないし、遊びだと言われてつきあうほど私も馬鹿ではない。
だから上手く交わしながら仕事を続けていた。
今日はいつもより早く仕事が終わりエントランスを抜けようとすると、外から帰ってきた田所さんと鉢合わせした。
「お疲れ様です」
「何?もう終わった?」
「はい。全て終わらせて机の上に置いてありますから確認しておいてください」
必要な言葉だけ伝え頭を下げて帰ろうとすると、帰って来たばかりの田所さんは一緒に帰ろうと私の横に並んで一緒に歩き出した。
「やっぱり彩羽に頼むとスムーズに仕事が進んで助かる。久しぶりに飲みにでも行こうか?」
返事をしていないのに腰に手を回し駅とは逆の方に私を連れていこうとする。
誰にもばれないように会社近くではベタベタしなかったのに、今日は平気で私の身体を触ってくる。
驚いて断るタイミングを失っていると、それが田所さんに勘違いさせたようだった。