この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
光を求めて
第14章 制裁

「峰岸さん行こう!まだ社長は残ってるはずだから」

駐車場に父の車があるのは確認済みで、峰岸さんの腕を取って会社に向かって歩き出した。
田所さんの隣を通り過ぎようとした瞬間、峰岸さんの腕を握る手を取られた。

「いい気になるなよっ!そんなことしてお前が一番困るんじゃないのか?俺が取った写真を見せればどうなるか分かってるんだろうな」

その写真が何かは直ぐに分かった。
私が夜な夜な違う男とホテルに入って行く写真と社内でSEXをしている写真。
それでも引き下がるわけにはいかなかった。

「ばらまきたければばらまけばいい。それだけの覚悟はして話しているんです。私たちを馬鹿にしないでください」

「お前っ」

顔を真っ赤にして怒っている田所さんは、私の手を離して手を挙げた
口では勝てないからと手を挙げる行為に腹が立つ。
どれだけ女を馬鹿にすればいいのかと叩かれる覚悟で睨みつけた。
顔を歪めながら振り下ろす手は――私の頬に当たる瞬間止まった。
止まったというより、後ろから伸びてきた手によって阻止された。

「女に手を出すって男としてどうよ。それに、この子に手を出すなって言ったよな」

後ろから聞こえた低い声に、振り向かなくても誰なのか分かる。
タイミングがいいというかなんというか……助けてくれたのはこれが3度目。


/578ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ