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光を求めて
第3章 ゲンさんとの出逢い
暫く泣いていると、一度声をかけてくれた男がまた声をかけてきた。
泣いている涙を拭いて、同じ目線で話しかけてくれる。

「さっきの話を聞いていたけど、私が泊る部屋を用意してあげようか?」

「本当?」

「ああ。嘘はつかないよ」

「痛い事しない?」

「痛い事はしないかな。気持ち良い事はしたいけど……どうかな?」

昨日の恐怖はあったけど、誰かに傍に居てほしくて頷いた。
自分でも何やってるんだろうと思うけど、ひとりになるのは嫌で同じことを繰り返す。

「そんなに怖がらなくてもいいよ。本当に痛いことはしないから」

「……うん」

男の手が腰に回り鼻息荒く話しかけてくる。
男が連れて来たラブホは昨日と同じで足がすくんだ。
痛くしないと言われても、昨日の恐怖が湧き上がり中に入ることができなかった。

「どうした?大丈夫、怖くないから」

「でもっ、私っ!」

「泊る場所が欲しいんだろう?気持ち良い事だけしてあげるから行こうか」

どんなに優しく言われても恐怖は消えない。

「あのっ、ごめんなさい。やっぱり私……」

「はぁ?今更何言ってんの?」

さっきまで優しかった男が一変する。


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