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光を求めて
第3章 ゲンさんとの出逢い
どんなに偉そうなことを言っても所詮は男で考えることはどの男も同じ。
こんな寂しい場所に連れ込み無理やりSEXをするんだと思うと、もう涙も出てこない。

「信じてたのに……」

自然とそんな言葉が口をつく。
この人は本当に大丈夫だと思った。
他の大人とは違うと信じてたのに、この男も私の身体だけが目当ての一人の男に過ぎなかった。

「離してっ!!」

男から逃げ出そうと暴れても力強く握られている手からは逃げ出せず、引きずられるように連れて行かれたのは小さなネオンが光るビルの前だった。
無理やりにエレベーターに乗せられ、そこでも痛いほど握られた腕が解かれることはなかった。
ポーンという音と共に扉が開き、開いた扉の前には数名の男たちがいて、一斉に私と男を見てニヤリと笑った。
この男たちに犯されるんだと思い身体が硬直する。
そんな私を男は何も言わずにエレベーターから引きずり出し、男たちの前に連れ出された。
好奇の目に晒され、これからどんな屈辱的なことをされるのかと思うと、今までに無い恐怖が私を襲う。



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