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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第8章 黒いお馬さん


「居ない?なんでっっ!?」

「わからないっ! 隠れんぼしてたんだっ…お、オレ鬼だったから………

うぅぅ マークの後ずっとついてきでだのにぃ‥


木のカゲに隠れて後ろ見だらも゛ういながっだっでぇーーっ!!!」


「わ、わかった
泣くな、大丈夫だからっユリア達はっ? 」

「ユリアはバぁーク が呼びに行っだぁ ぐぇっぅ ぅ」


ティムは泣きじゃくってボロボロだった





ティムには大丈夫なんて言ったが正直アルも不安でたまらなかった。


‥ど、どうしよう………辺りはだいぶ日が落ちてるっ!



マークもユリアも自分で部屋には戻れるだろうが ジョンはそうはいかないっ

どっかの穴に落ちてるかもしれない…
みんなを探そうとよけいどこかに迷い込んだかもしれない…やばい‥‥ほんとに‥




「‥アル、城の者を捜索隊で出しましょう。あなた達がむやみやたらに動いてもはぐれあうだけです‥いいですね」


二人のやりとりで状況を飲み込めたアレンが助け舟をだしてくれた


「アレン‥‥お願い‥します‥っ」


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