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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第8章 黒いお馬さん
一人は保護?‥あれ!?アルの話じゃ、行方不明になったのはジョンて子一人では!?



疑問に思いながらアレンはルイスに詰め寄る

「でも、一人犯人が捕まったなら一刻も早くもう一人を探し出さないと自暴自棄になった犯人が何をしでかすかっ」


「あぁ、それは大丈夫だろっ! 今頃、楽しく遊んでるはずだっ。夕食の時間になったらでてくるさっ!」

「へっ、どういうこ‥ 」

「それより、アレン‥
捕まった犯人が誰か知りたくないか? ンん? 」



アレンの質問を遮るように先にルイスが切り出した


「そ、そりゃあ気になりますよっ」


「よしっ! じゃぁ、耳かしな…実は・・・」


ルイスはアレンの肩に手を回し耳打ちした。


「──…っ!…えぇっ本当ですかっっ!? そんな…」



「んじゃ、 俺は引き続き捜索に戻るから‥
“感動のクライマックス”楽しみにしてろよ〜 」



ルイスは軽やかなステップで立ち去り、残されたアレンは茫然と立ちすくみ、ぶつぶつと呟いていた…


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