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ご主人様のディルド
第6章 僕のライバルがご主人様の家に来る
ご主人様は僕を使い続けてくれた。
僕も安心していた。
ご主人様は今後も僕を使い続けてくれると。
僕はご主人様の一番の大人のオモチャなのだと……。

僕のご主人様に対する信頼が揺らぐ事件が起きてしまった。
それはある日の午後だった。
ご主人様は宅配の荷物を受け取た様子だった。
僕はその時、納戸にいたから声だけでしかわからない。

「はあーまた買っちゃった」
一体何を買ったのか?
僕はいつもより聞き耳をたてる。

『ビリビリ』と何かを開ける音がする。
なんだか嫌な予感がする。
僕もこうやってご主人様の元にやって来たからだ。
でも僕のことを脅かようなものだとは断言できない。
まだ希望はあるのだ。

「こんな……小さいんだ」
小さい?
さらに聞き耳をたてる。
何か作業をしている音がしばらくしたと思ったら『ブーン』という振動音が聞こえてきた。
これは……。
まさか……。

「うん……あ……うん……うん」
明らかにご主人様がひとり遊びをしている声音が聞こえる。
『ブーン』という虫のような音も聞こえる。
「あ! いい……すごい……」
『ブーン』という音は大きくなったり小さくなったりする。
そしてその音の強弱に合わせてご主人様の鳴き声も大きくなったり小さくなったりする。

「はあーはあーうーん。ダメ……気持いい……クリちゃん……あああああ」
これはもう間違いなかった。
ご主人様は僕ではない新しい大人のオモチャを手に入れたのだ!!
しかもこの『ブーン』という虫のような音は僕が最も恐れていた強敵、バイブではないだろうか?

ただ僕は納戸にいて、審議のほどを確かめるすべがない。
そうこうしている内にも『ブーン』という音とご主人様の鳴き声がどんどん大きくなる。
「あああ……うん……あああ……気持いい……クリちゃん……気持いい」
僕を使ってよご主人様!!
僕の叫びはもちろんご主人様にには届かない。

「あああ……はあーはあーはあーうううん」
「あ! うん……うん……乳首……乳首も気持いい〜」
ご主人様はバイブを自分の乳首にあてているようだった。
残念ながら僕では乳首にあててもたいして気持ちよくなれないだろう。
「あああ……ううーあああ」
「もう……ダメ……気持ちよすぎて……逝っちゃう……逝っちゃうよ〜」
そう言ってご主人様はどうやら逝ってしまったようだった。
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