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ご主人様のディルド
第6章 僕のライバルがご主人様の家に来る
「はあーはあーはあーはあー」
ご主人様は逝った後の余韻に浸っているかのように呼吸を整えている。

ご主人様!!
僕を忘れないで!!
僕を見捨てないで。

しばらくして納戸が開いた。
部屋の光が入って眩しい。
僕の隣に何かが置かれた。
それは小さな箱だった。
そこにはきっと僕の存在を脅かす宿敵、バイブが入っているのだろう。
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