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あなたからは逃げられない
第3章 それは私のすること



「そんなに早く起きてどうするんですか?
朝ごはんは私が作るんですよ?」


気になったことは聞かないとどうもスッキリしない。
早起きの理由を聞いてビックリすることになる。

「朝はだいたいそれくらい前に起きてランニングするんだ。もう若くねぇから腹が出てくるしな。」


うちの父はエステに通っていた。
自慢ではないが周りの友達の父親に比べるとすごく若々しかったしオシャレな父だったことを思い出す。

龍輝さんも社長なんだからそんな事しなくてもエステでも行けばいいのにと思う。


「仕事前にそんな運動して疲れないんですか?」

「そこまで体力ねぇわけじゃないからな。
それにたかが15キロ走ることくらい朝飯前だろ。」

じゅ…じゅう…15キロ…


ダメだ。頭が痛くなりそう。

「だから勝手に起きて勝手に行くから気にするな。帰ったら朝飯もらうから。」

よし。じゃ、行く前に起こして走りに行っている間にご飯作って二人で食べようと頭の中で計画した。

それからも私のドキドキは治まることを知らない。龍輝さんに抱きしめられているからずっとドキドキしている。

今お腹にある手が胸になんて考えていると後ろから低い声が聞こえてくる。


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