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あなたからは逃げられない
第3章 それは私のすること



敬語ではなく普通に聞き直すと龍輝さんは全て答えてくれた。


彼にはもう家族はいないらしく長い間一人暮らしらしい。
血液型はA型で、誕生日は1月11日。

私はまだ両親もいて弟がいる。
血液型は同じA型で誕生日は4月4日。

朝ごはんを食べながらこんな話をしていると私のスマホが鳴り始める。親だったら…と変な心配で強ばっていた顔をしていたと思う。


でもそんな心配はディスプレイを見て吹き飛ばされた。


「出れば?」

龍輝さんにそう言われて私はテーブルに置いてあったスマホを手に取り耳にあてた。


『葉月ーーー!!』


この声は...


「奈々。おはよう!」

『おはよう。ってそうじゃないのよ!早く開けてよー』


奈々は今私のアパートにいるみたいでドアを開けろと騒いでいる。近所迷惑になるから一刻も早く辞めさせないと…


「奈々、落ち着いて!私今アパートにいないから開けられない。」


すると奈々はどこにいるのよ!?と大きな声でアパートの階段を降りているんだろう。
ヒールのカツカツという音が聞こえてくる。


「あのね...今知り合いの家に泊まってるの。
だから今日は会えないの。」

普通の人ならここで諦めるんだけど奈々はそうはいかない。




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