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若様の性長日記!
第1章 大学を卒業した後
そして夜ともなれば、秘密のパーティーに親父のお供として行く。

『常連客』に顔を見せる意味もあり、緊張しぱなっしだった。

…確かに社会的地位を持つ人が多かったな。

ちょっと闇にウンザリしてしまう。

目まぐるしく月日が流れ、気付けば夏になっていた。

すっかりスーツも着慣れて、仕事も何とか一人でこなせるようになった。

それでも他の秘書達を頼ることも多く、まだ半人前だった。

そんな時に、梢さんから呼び出された。

会社の秘書室に行くと、外に出ることを言われた。

そのまま梢さんの運転する車で、とあるホテルに連れてかれた。

「梢さん、今日も何かパーティーでもあるんですか?」

この頃には敬語を使うのはオレの方で、梢さん達はくだけた口調になっていた。

「ううん。今日は特別なの」

梢さんの含み笑いに、何故か悪寒が走った。

ホテルに着くなり、最上階のロイヤルスイートルームに向かった。

「親父が待っているんですか?」

「いいえ。予約したのはあたしだし、使うのは若様よ」

「オレ?」

何かホテルの部屋を使う用事があっただろうか?

オレは必死に思い出そうとした。

けれど思い当たることはなく、首を傾げた。

「思い当たらないんですけど…」

「まあコレを見て」

梢さんはカバンからファイルを取り出した。

それを受け取り、中に眼を通す。

ファイルには女性達の写真が貼り付けてあった。

10代に見える女の子から、それこそ60代ぐらいの女性まで。

全身のと、顔がアップの2種類の写真があり、けれどプロフィールなどは一切無かった。

「ウチの会社の登録社員達ですか?」

「まあそうね。主に夜の担当ね」

夜…という言葉に、思わず頭痛がする。

でもファイルを渡されたということは、仕事の意味があるのだろう。

「この女性達の顔を、覚えろということですか?」

それなら会社内でも良かった気がするが…。

「えっ! 覚えられるの? ざっと50人近くいるわよ?」

「覚えろと言われれば、ある程度は覚えられますが…」

記憶力がいい、というよりは、集中力には自信がある。

「うん、まあ覚えてくれるなら、それに越したことはないんだけど…」

そういう梢さんは、どこか歯切れが悪い。

目線も泳いでいる。様子が変だ。

「ねぇ、若様。どの娘が好み?」

「好み?」


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