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僕のパンスト・エンジェル
第2章 人魚姫
と、とにかく今日のところは何とかして
麻美子さんにコンタクトしよう。頑張れ、俺。

ジリジリと麻美子さんとの距離を詰めてゆく
すると一人の男の子がかけよって来る。


「おじさん、おじさんも先生なの?」


「いや、おじさんは・・・おじさん?
こーらーおじさんじゃないの「おにーさん!」

「えー、だってお父さんと同じおなかしてるじゃん!」

痛いところを突いてくるな・・・


「くそー、よーし、プールに投げ込んでやる~」


「祐太く~ん、何してるの~、プールで走ったら
ダメっていつも言ってるでしょ~」

「すみません、この子ったら、ちょっとだけ
ヤンチャなんです」


ラッキー!麻美子さんの方から話しかけてきた
まさに飛んで火に入る夏の虫とはこの事だ。


「い、いや、男の子はこれくらい元気があった方が
いいですよ、はは」


「や~い、デカパイ先生~」


「うん、もう、あの子ったら、嫌になっちゃう」

麻美子さんは顔を真っ赤にして恥じらっている。
なんて可愛いんだ。とても28歳の女性とは思えない
純真さだ。顔も20代前半にしか見えないし、
やっぱり麻美子さんは特別だ。
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