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僕のパンスト・エンジェル
第2章 人魚姫
「いやー、子供には勝てませんね」


「うふふ、ほんとに困った子」


「あ、私、神崎と申します、失礼ですけどあなたは
新規の会員の方ですか?」


「えっ、ええ、まぁ、最近体がなまっちゃって
この、おなかを何とかしたくて、ははは」


「水泳は関節や筋肉にかかる負担は小さいのに
脂肪の燃焼率は凄く高いんですよ、一緒に
頑張りましょうね」


う~最高だ、麻美子さんとこんな会話が
できるなんて、しかもすごくいい匂いがする
こんなに塩素の匂いが強い屋内プールでも
これだけ魅惑的なスイート臭が
するなんて・・・やばい、興奮してきた

いや、今はそんなことを考えてるとき
じゃないこのチャンスを逃す手はないんだ!


「あ、あなたは、インストラクターの方ですか?」


「いえ、私もただの会員です。今日は
キッズ・スイミングのお手伝いをしてる
んです。ここは平日でも人が多くて子供たち
の指導をする代わりに、人がほとんどいない
時間に施設の方にレーンを独占させて
いただいてるんです。」


「ひ、人がほとんどいない時間・・・」


「んー、だいたい23時くらいかなぁ?」


そうか・・・ということは23時ころに来れば
麻美子さんと二人っきりになるチャンスも
あるかもしれない?!


「ん?どうかされましたか?」


「い、いや~子供たちが羨ましいなぁ!」


「・・・」


まずい、もしかしてめちゃくちゃ引いてる??・・・


「な、なーてね!、さぁ泳ごうかなぁ、よし!」


「うふふ、面白い方ですね、それじゃあ私
子供たちの指導があるのでこれで失礼します」


そう言うと麻美子さんは子供たちのもとへ
と戻って行った。魅惑のスイート臭だけを残して・・・
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