この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
チカちゃん先生のご褒美
第3章 チカちゃんと模試と判定

「山田先生、その偏差値別学校リスト、去年のですよ」
「えっ!?……あ!!」

 チカちゃんは指摘されたファイルの表紙をひっくり返して、慌てた。
 ヒョロ男は、鈴木太郎と言う。進路対策委員かなんかだ。

「すみませんっ、間違えましたっ!!」
「良かった、気がついて」

「なーなー」

 扉のとこまでとことことファイルを交換しに行ったチカちゃんを見ながら、野際が言った。

「鈴木太郎って、すげー名前じゃね?イチローならともかく、なんかの記入例みたいじゃね?」
「確かにパッとしねーよな。化学担当とか、地味だし」

 鈴木太郎は見た目若く見えるが、ミヤジーと年はあんまり変わらない筈だ。少なくとも、三十過ぎ。
 なのに、校内では大抵白衣を来ているせいか、制服マジックという奴で、女子に変な人気が有る。

「……さっ、正しい資料が来たよ!計画と進路を、もう一度検討しよう!!」

 チカちゃんに張り切られて、俺らは更に机に沈んだ。
/116ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ