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チカちゃん先生のご褒美
第3章 チカちゃんと模試と判定

「えーっ?そのままー?」
「え?」

 野際にぶうたれられて、チカちゃんは目を開けた。

「服は?そのままじゃないよね?」
「えっ?!」

 野際。チカちゃんが、困ってるぞ!
 俺が助けに入ることにしよう。

「待て待て。とりあえず服の上からで、後で下着じゃねーの?」
「え……私、脱ぐの?」

 チカちゃんが、顔を真っ赤にして聞いてきた。

「えっ?一肌脱ぐって、言ったじゃん?下着も取ってくれるって事だよね?」
「えっ……!!それ、単に、慣用句なんだけど……!!」

 チカちゃんは、赤じゃなくって、青くなった。
 俺はそれを見て、だめ押しをした。

「野際、大丈夫だよ。先生だもん、嘘吐かないよ……ねっ、チカちゃん?」
「うっ……」
「じゃ、まずはこのまま、失礼しまーす」

 何か言いたそうにしたチカちゃんの胸を、ブラウスの上から撫でる。すっげえふわふわ。弾力のある、マシュマロみたいだ。

「俺も俺もー」
「あん!」

 野際は、早速揉んでいる。急ぎすぎかよ。
 そうだ。これ何分してていいのか、決めてないや。

「ねー、チカちゃん?」
「ぅふん……なにっ……」
「ご褒美、何分してていいの?」
「何分、って……いっ、一分……?」
「えーっ!!それじゃラーメンも作れないじゃん!」

 野際がくにくにした手付きをしながら言う。摘まんでるな、お前。

「五分にしようよ、五分ー」
「いやっ……やぁんっ……」
「じゃあ間取って、三分ね……それなら、そろそろ」
「きゃん!!」

 俺は、ブラウスの裾を、スカートから強引に引っ張り出した。
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