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若様の性長日記!・2
第2章 梨奈の悩み
「とっところでさ、梨奈はその…セックス嫌い?」
遠回しに聞くのもアレなので、思い切って聞いてみた。
すると梨奈は困ったような、泣きそうな顔をした。
「…分からないの」
そう言ってベッドに座った。
「分からない? …え~と、気持ちイイとかダメだとか?」
男がイッても、女はイッていない場合が多いのだと、カウンセラーから聞いた。
そこでセックスに不満を持つような女性が少なからずいるのだと。
「…それもよく…。何か…アタシ、不感症みたいで…」
前言撤回! オレでは手に負えません!
つーかならカウンセラーがすぐにでも来た方が良かったんじゃないか?
梨奈は不安げに自分の二の腕をさすっている。
「えっと…してても何にも感じない? 少しも?」
すると梨奈はふと遠い目をしたが、すぐに息を吐く。
「多分、ちょっとは感じていると思う…」
けど絶頂には達していない、と…。
相手が早漏ばかりだっとは言えない。
何せウチの社員達はアレでもプロフェッショナル。
そこら辺は大丈夫だと思うが…。
…やっぱりアレだろうか?
梢さんもカウンセラーも口々に言っていたことがある。
「ねぇ、梨奈」
オレは一定の距離を取りながら、梨奈の隣に腰を下ろした。
「梨奈が処女を失ったのって、わりと最近のこと?」
「えっ? …そうね。二ヶ月ぐらい前だったかな?」
「それってウチの社員相手?」
「うん…」
やっぱり、か。
梢さんやカウンセラー、そしてオレも思っていたことがあった。
「あのさ、言いたくなければ答えなくていいから聞いて」
「うん」
「処女を…まあ初体験をしたいと思った理由って、周りにいる友達の影響?」
「えっ?」
梨奈は目を丸くして、オレを見た。
この反応をするってことは、やっぱりだ。
遠回しに聞くのもアレなので、思い切って聞いてみた。
すると梨奈は困ったような、泣きそうな顔をした。
「…分からないの」
そう言ってベッドに座った。
「分からない? …え~と、気持ちイイとかダメだとか?」
男がイッても、女はイッていない場合が多いのだと、カウンセラーから聞いた。
そこでセックスに不満を持つような女性が少なからずいるのだと。
「…それもよく…。何か…アタシ、不感症みたいで…」
前言撤回! オレでは手に負えません!
つーかならカウンセラーがすぐにでも来た方が良かったんじゃないか?
梨奈は不安げに自分の二の腕をさすっている。
「えっと…してても何にも感じない? 少しも?」
すると梨奈はふと遠い目をしたが、すぐに息を吐く。
「多分、ちょっとは感じていると思う…」
けど絶頂には達していない、と…。
相手が早漏ばかりだっとは言えない。
何せウチの社員達はアレでもプロフェッショナル。
そこら辺は大丈夫だと思うが…。
…やっぱりアレだろうか?
梢さんもカウンセラーも口々に言っていたことがある。
「ねぇ、梨奈」
オレは一定の距離を取りながら、梨奈の隣に腰を下ろした。
「梨奈が処女を失ったのって、わりと最近のこと?」
「えっ? …そうね。二ヶ月ぐらい前だったかな?」
「それってウチの社員相手?」
「うん…」
やっぱり、か。
梢さんやカウンセラー、そしてオレも思っていたことがあった。
「あのさ、言いたくなければ答えなくていいから聞いて」
「うん」
「処女を…まあ初体験をしたいと思った理由って、周りにいる友達の影響?」
「えっ?」
梨奈は目を丸くして、オレを見た。
この反応をするってことは、やっぱりだ。