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今夜、妻が犯されます
第3章 嫉妬
それから何事もなく一週間が過ぎた。

いや、一つだけ・・

佐伯に中出しされた恵理子は幸い妊娠はしなかった。

何故わかるのかというと・・

トイレに置いてあるチャームボックスに血に染まったナプキンが捨てられていたのだ。

どうせ生理が近いのだからと思い、あの時、恵理子は中に出した佐伯に抗議しなかったに違いない。

私は恵理子の体調を見ながら、次の作戦を企てる事にしたのだった。




「ねえ、あなた。私、次の土曜日に大学の同窓会があるんてすけど、出席してもいいですか?」

恵理子がそう聞いてきた。

(同窓会・・?まさか、同窓会と言いながら、外で佐伯の奴と会うつもりなのか・・?)

「そうか、久しぶりだろうから、行きたいんだろ?いいぞ、行ってこいよ」

私は寛大なところを見せた。

「ありがとうございます。夕飯の準備はしていきますから・・」

恵理子は嬉しそうだった。

(佐伯に会うのが楽しみなのか?)

そう思うと嫉妬に胸が痛んだ。

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