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少女は愛を歌う
第4章 逆らえない命令
クラスへ行くと、光希が話しかけてきた。

中村「聖羅ちゃん…来て?」

光希の顔はニヤニヤと笑っていた。

『うん』

聖羅は頷くしか無かった。



昨日と同じようにトイレに来て光希は話し始める。

中村「今日は、芦田弓弦に告白して来て?」

『え…!?』

芦田弓弦は中学生でありながら、金髪にピアスと、この学校の問題児である。

顔はカッコいい顔をしてるため、彼女が週2程度で変わっていく。

中村「あ、でも ただの告白じゃないの」

光希はニコッと笑い、

中村「『私、貴方のことが好きなの。だから私を犯して?』って言いながら、スカートめくって?」

あんまり過ぎる、

『でも、』

中村「何、文句あるの?」

『……無いです』

ここで断ったらもっと酷いことされる。

そう思った聖羅は受け入れるしか無かった。

中村「もちろん皆んなの前でね」

『……っ』

中村「じゃあ頑張ってね〜」

『待って…』

光希は止まらず行ってしまった。
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