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少女は愛を歌う
第4章 逆らえない命令
ホームルームが終わると聖羅は、弓弦の前へ来て話し始める。

クラス全員がザワッとする。

芦田「何だよ、御影」

聖羅は息を吐き、覚悟を決めて言う。

『わ、私、芦田君の事が好きなの…。だっだから…私のこと…お、犯して?」

スカートをめくり、下着が見えた状態で言った。

クラスの人はヒソヒソと話し始める。

聖羅は顔がみるみる赤くなる。

芦田「ッハッ…御影…すげぇ、告白だな」

弓弦が席を立ち聖羅の前へ来る。

すると聖羅の腰を掴み、弓弦の元へ引き寄せた。

『………っ』

芦田「犯してくださいって言ったよなぁ?いいぜ、やってやるよ」

弓弦は聖羅のスカートをめくり、お尻を揉み始める。

『……っやっ!』

聖羅が逃げようとすると、弓弦は聖羅を押し倒した。

芦田「誘ったのはお前だろ?逃げんなよ」

クラスの人は2人の姿をただ見るだけで助けようとしなかった。


すると扉が開かれ先生が入ってきた。

先生は驚き、聖羅達の元へ歩き出す。

「何をしてるの!」

先生は聖羅から弓弦を引き離した。

芦田「誤解だよ。俺は、御影の望みを叶えてやろうとなぁ」

「言い訳は結構、席に戻りなさい。貴方達も!」

クラス全員は席に着く。

聖羅も席に着こうとすると、弓弦が手を引き。

芦田「今日の昼、屋上で待ってる」

と言い残し、弓弦は教室を出て行った。
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