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少女は愛を歌う
第5章 悪夢のはじまり
東条「御影さん…大丈夫ですか。」

『大丈夫…です』

東条「では、御影さん、」

東条はゴム手袋を着けてこう言う

東条「中のモノを取り出しましょう。」

『……え、』

東条は聖羅の下着を脱がすと、指を入れた。

『……んっ…』

東条「すみません。御影さん…しかし、これをこのまま残していては身体に支障が出ます。少しの間、我慢して下さい。」

東条は5本の指を奥まで入れた。

『………っ』

すると、少しずつ白い液体が出てくる。

東条「あと少しです。頑張って」

『……は、いっ』

ダラダラと白い液体が聖羅の太ももを伝う。

東条「はい、終わりました。」

『あ、ありがとうございます…』

東条「何かあったら、気軽に保健室へ来てください」

東条は優しく微笑んだ。

『お手数をおかけしました』


保健室の扉が乱暴に開かれた。

芦田「聖羅…大丈夫か?」

『弓弦君…?』

芦田「お前が保健室行ったってクラスの野郎に言われたから来たんだ。なんか堀切がすげぇ怒ってたぞ、なんかあったのか?」

『何もないよ…大丈夫』

弓弦は椅子を持っていき、聖羅のベットの前に置くと、どかっと座った。

芦田「なんかあったら言えよ。お前は俺の女なんだから」

少しだけ、心が安らいだ。

安心したせいで聖羅は涙が一粒こぼれ落ちる。

『ありがとう…弓弦君…』

芦田「………!」

その姿を見て、弓弦は胸が苦しくなった。

胸の鼓動が速くなる。

芦田「……っ、俺なんか飲みもん買ってくるよ!」

弓弦は椅子から立ち上がり、保健室を出て行った。


芦田「…………っ、なんだこれ…!」

弓弦の胸は、さっきよりも強く締め付けられる。

芦田「聖羅は…ただの遊びの関係なのに…なんでこんな、心臓がバクバク言うんだよ!」




























芦田「俺…聖羅の事が好きなのか…?」

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