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少女は愛を歌う
第6章 少女は壊れていく

ピンポーン、


聖羅は家を出ようと靴を履いた時…ベルが鳴る。


ガチャっ


『……弓弦君!』

芦田「おはよう、聖羅…!」

『おはよう…どうしたの?』

芦田「いや、心配だったからさ…迷惑じゃなければ朝一緒に行ってもいいか?」

『うん、勿論だよ。ありがとう 弓弦君』

聖羅は微笑む。
その姿を見て弓弦はドキッとっとした。

芦田「ぁ…そーだ!連絡先教えてよ!」

『いいよ…』

聖羅はスマホを出すと連絡先のqコードを見せる。
弓弦は登録すると、

芦田「これでいっぱい連絡出来るな!」

満面の笑顔で言った。

聖羅は少し嬉しく思った。

『そうだね…あ、遅刻しちゃうよ』

芦田「そうだな…行くか!」


学校に着くと登校中の沢山の生徒に見られていた。
少し怖く思ったが弓弦が隣に居てくれたお陰で少し落ち着けた。

『…………』

芦田「…大丈夫だ」

弓弦が小声で言う。

下駄箱に行くと ガラの悪い男に話しかけられた。

「よお、お前が聖羅か…すげぇ可愛いじゃん」

『………っ』

芦田「何の用だ…」

弓弦は聖羅の前へ出る。

「もちろん俺らの相手を頼もうと…」

芦田「…ダメだ」

「ああ"?てめぇには関係ないだろ…!」

1人の男が弓弦に殴りかかる。

『…っ、弓弦君!』

弓弦は男の拳をかわし 男の腹に蹴りを入れた。

「ぐはぁっ!」

男は倒れる。

芦田「コイツに手出すなら、俺が黙ってないぜ」

「ひぃっ…!」

弓弦の威圧に怖気づき、男達は逃げ出す。

『ありがとう…弓弦君…』


坂本「おはよう…聖羅」

『…坂本君』

芦田「坂本……お前は聖羅に近づかせねぇ」

坂本「くだらねぇ…なぁ聖羅。俺の元へ来い…これ拡散しちまうぞ」

拓人の手には聖羅がクラス全員に犯される動画だった。

『……っ、消して!』

坂本「嫌だ…だからお前が俺のとこに来れば良いんだよ。簡単だろ」

芦田「行くな、聖羅…」

聖羅は俯く。

坂本「聖羅…来ないなら コイツら相手してもらうぜ」

そこにはがたいの良い男達がいた。


芦田「下がってろ…聖羅」

坂本「いつまでもつかな?」
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