この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
少女は愛を歌う
第6章 少女は壊れていく
今日の拓人との行為は優しかった。
『坂本…君…』
坂本「拓人って呼んで…」
『…ぁあ…拓人…』
しつこい程に聖羅の身体を責める。
坂本「…聖羅…好きだ。愛してる。」
聖羅に口づけをし、行為は終わった。
『拓人…』
坂本「これ、着けて」
拓人が手にしているのはアイマスクだった。
拓人は聖羅の後ろに回り込むとアイマスクを聖羅に着けた。
『……』
坂本「…聖羅…立って」
言われるがまま立つ。
そして拓人は聖羅の手を取り歩き出す。
『…どこ行くの…』
坂本「秘密さ」
聖羅は視界の暗さに不安になる。
ガチャっ
扉が開かれる音がすると、
坂本「こっちだ」
拓人に手を引かれる。
坂本「じゃあ座って…」
聖羅は恐る恐る座った。
拓人はアイマスクを外すと…、
『………え…』
全生徒が目の前に居た。