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少女は愛を歌う
第7章 大人の世界

何とか作り上げた。

テーブルにオムライスを置き瑠偉を呼ぶ。

瑠偉「わぁ…おいしそう!いただきまーす!」

瑠偉はオムライスを口に運ぶと幸せそうな顔をした。

瑠偉「おねーちゃんおいしいよ!じょうずだね おねーちゃん!」

『ありがとう…』

瑠偉「さっきはだいじょーぶ?」

『…え?』

瑠偉「おねーちゃんがくるしそうだったから」

『あ…大丈夫だよ、心配かけてごめんね』

瑠偉「うんっ」

瑠偉がオムライスを食べ終えるとガチャっと扉が開く。

瑠偉「あ、たかし!かえで!」

楓「ただいまー」

堀切「御影、今日は大丈夫だったか?」

『大丈夫…です』

堀切「そうか、心配だったから早く帰って来たんだ。何事もなくてよかったよ」

瑠偉「みてみてー!」

楓「何、それ?」

瑠偉が手に持っていたのは先ほどまで聖羅の中に入っていたバイブだった。

『…っ、まっ…!』

瑠偉「おねーちゃんのなかにはいってたー!」

楓「……え」

堀切「まさか…誰か入って来たのか?」

『………』

聖羅は答えられず俯く。

堀切「…っ、坂本か…?」

図星で聖羅の肩は震える。

堀切「……どうりで今日休みのはずだ…」

楓「何で…ここの家がわかったんだ?」

堀切「わからねぇ…だが、ここも安全じゃなくなって来た。」

『大丈夫です、あの…私、明日は学校行きます』

堀切「ダメだ!御影に何するかわからない…そんな危険な状況に放り出せるか!」

『でも…千穂ちゃんが…!』

堀切「神崎…?」

『私が来ないと、千穂ちゃんに手出すって…』

堀切「……っ、」

楓「最低ね…脅しなんて…」

堀切「…なら、一日中俺の側にいろ、他の先生も見てるよう言う」

『…ありがとうございます…!』

堀切「ただ無理をするな、そして坂本には近づくな」

『……はい』

堀切「坂本は、ある大きな病院の息子なんだ、偉い立場だから 俺らはあまり逆らえない…」

『…っ、その病院って、弓弦君が…』

堀切「ああ、腕は一流だから 芦田はすぐ治るさ」

聖羅はその時、嫌な予感がした。
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