この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ハデな彼に、躾けられた、地味な僕【BL】
第4章 彼と一緒に生活
「えっと…」
「なっ? そうしろよ。小遣いも出してやるから」
「はっ?」
「あっ、生活費はいらない。掃除はハウスキーパーを呼べばいいし、普通の家事ぐらいだったらオレがやれるし」
なっ何かとんでもない方向に話がいっている。
えっと、その…セックスをして、二人暮らしをするって…恋人がやることなんじゃないだろうか?
「ちょっと待ってよ。そんなの…僕じゃなくてもいいだろう?」
「何言ってるんだよ。永河が良いんだ」
紗神は嬉しそうに笑うと、僕の額にキスをした。
「いつでも永河に触れられるように、一緒に暮らそう! ―イヤじゃないだろう?」
「ひっ!」
そんな有無を言わせぬ恐ろしい眼で言われると、嫌とは言えない…。
「引っ越しの手続きとか、永河のご両親への説得はオレに任せておけ。すぐに済ませてやるからな」
輝く笑顔で言われたら…僕はこう答えるしかなかった。
「うっ…うん、分かった」
「楽しみだなぁ! これからよろしくな、永河」
そして紗神は翌日からすぐ行動した。
引っ越し業者を呼んで、僕のアパートの荷物をマンションへ移動させた。
僕の部屋は一階の空き部屋になった。
そして両親に連絡をして、引っ越し終了。
あっと言う間の出来事で、口を出すヒマもなかった。
そうして二人暮らしを始めて一年後。
未だ紗神は僕を抱く。
他にそういう人はいないようで…嬉しいような微妙な気持ちだった。
でも彼はそれだけじゃなかった。
学校の方でも、常に一緒にいることを強要してきた。
「なっ? そうしろよ。小遣いも出してやるから」
「はっ?」
「あっ、生活費はいらない。掃除はハウスキーパーを呼べばいいし、普通の家事ぐらいだったらオレがやれるし」
なっ何かとんでもない方向に話がいっている。
えっと、その…セックスをして、二人暮らしをするって…恋人がやることなんじゃないだろうか?
「ちょっと待ってよ。そんなの…僕じゃなくてもいいだろう?」
「何言ってるんだよ。永河が良いんだ」
紗神は嬉しそうに笑うと、僕の額にキスをした。
「いつでも永河に触れられるように、一緒に暮らそう! ―イヤじゃないだろう?」
「ひっ!」
そんな有無を言わせぬ恐ろしい眼で言われると、嫌とは言えない…。
「引っ越しの手続きとか、永河のご両親への説得はオレに任せておけ。すぐに済ませてやるからな」
輝く笑顔で言われたら…僕はこう答えるしかなかった。
「うっ…うん、分かった」
「楽しみだなぁ! これからよろしくな、永河」
そして紗神は翌日からすぐ行動した。
引っ越し業者を呼んで、僕のアパートの荷物をマンションへ移動させた。
僕の部屋は一階の空き部屋になった。
そして両親に連絡をして、引っ越し終了。
あっと言う間の出来事で、口を出すヒマもなかった。
そうして二人暮らしを始めて一年後。
未だ紗神は僕を抱く。
他にそういう人はいないようで…嬉しいような微妙な気持ちだった。
でも彼はそれだけじゃなかった。
学校の方でも、常に一緒にいることを強要してきた。